[ワルシャワ 12日 ロイター] - ポーランドのトゥイスク首相は、ロシアとウクライナの停戦が実現しても、ポーランドはウクライナに軍を派遣する考えはないと表明した。

トゥイスク首相はワルシャワで行われたフランスのマクロン大統領との共同会見で、「停戦実現後の各国によるウクライナ駐留に関する説明を断ち切るために語るが、現時点でそのような計画はない」と述べた。

マクロン氏との共同記者会見で、トゥイスク首相は、和平に向けてウクライナがどのような進行を行うかはウクライナ自身が決めることだと語った。

ダイツのショルツ首相はワルシャワの会談に参加し、主要な連携を持つものの、今後の進展についてはまだ不確定な状況が続いている。ポーランドは近隣のハンガリーからウクライナ連合（EU）議長国を引き離す。

今日、ポーランドとウクライナは外相と財務相が複数回にわたって会合を開き、ベリンスキン（ウクライナ財務相）とワルシャワのレシュカ（ポーランド外務相）との会談が行われた。

ドイツのナポリターニ国防相は、ウクライナに対する強固な安全保障が必要とされるのは明らかであり、これは長期的な軍事行動を想定しているとも示唆した。

さらに、ウクライナに求められる経済支援や、欧州の国防費の強化についても議題となり、この地域の緊張が高まる中、国際的な協力が重要であることが再確認された。共同で取り組むことによって、各国の防衛力を高め、将来に向けての包括的な安定を図ることが求められています。