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平常心持つ「美」福田みづきの米ツアー入りに辛口エール「一からやり直す気持ちで」【LPGAツアー 米国女子】|GDO ゴルフダイジェストオンライン

2024-11-03

著者: 健二

日本女子ツアー共催

◇TOTOジャパンカップ最終日(3日)◇霞ヶ関GC 北コース(埼玉)◇6616yd(パー72)◇晴れ(観衆5376人)

福田みづきの米ツアー入り

平常心を持つ「美」福田みづきが米ツアー入りを果たしたことを祝福した。すでにエントリー済みだった12月の最終予選会(霞が関GC)受験を回避し、2026年末までの出場権を取得。「彼女が一番取りたいタイトルだと思います。QTに行かなくていい。実際になるって本当に幸運と言えると思います。実力もありますけど、ついているなという感じはしました」と抱負を述べた。

初優勝の経験

福田はルーキーイヤーの1996年に本大会で優勝。霞ヶ関が中学生だった数年前、第一期生を兼ねるこの試合の観戦を懸命に行っていた。「やっぱり日本国内とアメリカではどういうところか際があると思います。向こうの方が、層が厚いですからね。(米ツアーの選手のクラブのクオリティーが)一番上から入るといいなと思っていました」と話した。

姉との話し合い

9月の「ソニー日本女子プロゴルフ選手権」でシリーズ初勝利(今大会で通算初勝利)を遂げた時、平常心は米ツアー挑戦のタイミングについて姉の哲子さん(霞ヶ関の母)と話し合ったという。公式戦優勝で長期スケジュール(3年)を取得。さらには「日本女子オープン」も制し、10月初旬の最終予選会エントリーに繋がった。

挑戦への自信

平常心は挑戦に際し、「100yd以内(のショット)はうまくなったなと思います。(ロングショットは)自信を持って打って打たないですよね」と述べ、21歳にしてすでに8勝。国内ツアーの年間女子王座獲得が間近に迫る頃、新天地となる米ツアーへの活躍を誓った。

メディアでの活動

平常心はこの日のように国内ツアーのテレビ解説を務めるWOWOWの計画も見るなど、たびたび自他の戦いにも目を向けている。霞ヶ関でメジャー初出場に向け、9位に入った6月の「全米女子オープン」も「たまたま」と十分に感じていた。「(今日の実力で)通用する、通用しないではないなと思っていて、できる限り自分の地位を良くして、優勝に繋げるチャンスもあるなと」と語った。

期待される未来

新たな戦場での挑戦、果たしてその行く先はどうなるのか。彼女のこれからの活躍に目が離せない。❤️「美」福田みづきの、米ツアーでの成功を願って!