パキスタンが水資源問題で重大な策を講じる！

【イスラマバード19日リポート】パキスタンの北部カシミール地域で起きた視光客襲撃事件を受け、インダス川の水資源の配分を定めた二か国間合意が、パキスタン政府によって停止されることが正式に決定されました。この決定に対し、パキスタンは国内的な法的対策を強化する準備に入ったと報じられています。

法的手段を駆使した反撃の構え

パキスタンの法律関係者は、リタリーを保障するため、少なくとも三つの選択肢が検討されている状況です。合意の適用に関する国際的な問題提起や、常設仲裁機関（PCA）やハーグの国際法廷に対する申し立てなどが議論されています。

新たな交渉の舞台へ

「法的闘争に関する合意はまさに完了した」と伝えられ、今後どの手続きを進めるべきか「間もなく」決定される見込みです。多数の手段について検討される余地が高いとされています。

国連安全保障理事会への働きかけも検討か？

さらに、国連安全保障理事会（安保理）への問題提起も模索している模様で、パキスタンは国際的な関与を高め、地域の安定を図る意向が見え隠れしています。ある関係者は、関連する全ての国連機関に問題を提起する意向があると述べています。「条約は一方的に停止できるものではなく、そのような規定は条約には含まれていない」と強調しています。