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【オリックス】阿部翔太が重度の肉離れを乗り越え復活期す「優勝したい」秋季キャンプ初フル出場

2024-11-06

著者: 芽依

オリックス高知秋季キャンプ2日目の6日、阿部翔太(32)が初フル出場を果たした。チーム方針に従い、93%の出力で450球を投げた。

「今日はフォー厶をしっかり固定するというのがテーマ。(投手コーチの)厚田さんとデータ班の方に解析してもらったので。良い時と見比べた時に、違いが明確にわかりやすい形で出せた。チームの取り組みとして出るテンポを変えて投げるテンポとか、何か自分のリズムじゃないけど、思っているフォークで投げられるようにしてます」と疲労を語った。

22年から2年連続40試合以上に救援登板し、リーグ3連覇に貢献。今年は6月上旬にファーム降格し、シーズン最終盤まで長期離脱していた。7月には左ハムストリングに重度の肉離れを発症していたことを明かした。「(肉離れの)断裂に近かった。シーズンはまったく無理で、間に合わなかった。そういうのもあって、足にかかったのかなと。今は大丈夫です」と感じた。

今月3日に32歳の誕生日を迎えた。身心ともに復活を誓う。「今年は何もできていない。申請さえできないという気持ち。監督が変わって、そこはチーム全体で何かを変えようという時なので、何よりも結果が欲しい。優勝したいという気持ちが一番です」と意気込みを語った。3年ぶり参加の秋季キャンプを足掛かりに、自信を取り戻していく。