「おお! 建物に旅客機がぶっ刺さってるぜ!」驚愕設計の理由とは? もしかして本物の機体ですか?

2024-09-29

シンガポールの観光地、セントーサ島にある旅客機「ボーイング737」の機首部分が、窓から飛び出している建物を発見しました。なぜここにあるのか、興味津々です。

2016年にオープンされたこの737は、元々大手航空会社で使用されていたもので、実際に空を飛んでいた本物の旅客機です。

この施設は、子供がさまざまな職業を体験できるテーマパーク「キッズシティ」です。このような設計は、日本にもあり、例えばキッズシティ東京や同福岡ではANA(全日空)の塗装が施された737の機首部分を展示しています。また、イオンモール福岡でも「カンドイ」でJAL(日本航空)の機体が展示されており、子供たちがそのなかで航空業界の仕事を体験できるようになっています。

ただし、日本国内では「本物の旅客機が窓から飛び出している」という大胆な展示方法は少なく、特にこのような斬新な構造は記憶に新しいです。2024年にはこの機体が新しい施設のオープンに合わせてリニューアルされる予定です。2016年のオープン時には中東・カタール航空の機体であったため、当時の設計コンセプトを踏襲しつつ、より参加型の体験を浸透させる狙いがあります。これにより、航空業界の仕事を経験できるようになるそうです。

なお、キッズシティ・シンガポールでは、パイロットやCA(客室乗務員)の職業体験に加え、同様の施設で人員を確保しながら、現地メディアなどでは報じられています。

【了】