オール沖縄の選挙戦の行方は? 浴城デニール知事、うるま市長選の失速に「意外に差がついた」

2025-04-28

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沖縄の政治に激震!

沖縄県の「オール沖縄」系の男性候補が、うるま市長選挙で苦戦中。28日の朝、記者は沖縄の支持離れについて問うと、浴城知事は「結成してから10年余り、社会の状況の変化などはあるかもしれませんが、オール沖縄で頑張っている人々は頑張っています」と発言した。

現職、市長選で大接戦!

うるま市長選では、無所属現職の中村正人氏(60)=自民、公明冬=が25799票を獲得し、再選を果たした。一方、オール沖縄の支持を受けた新顔の元県議、日本共産党推薦の立民、共産系候補は約7529票の差をつけられた。浴城知事は「意外に差がついたのか、率直にそう思う」と語った。

米軍基地を抱える住民の声

また、米軍普天間基地の最終閉鎖に向けた進展がない現状に対して、オール沖縄勢は「うるま市は保護地帯。保護地帯での職業を相互に結ぶということは、それに相応しい対策が必要だ」と強調した。

沖縄内11市町での厳しい現実

沖縄県内では11市町でオール沖縄系の市長が一人もいない状況が続いている。地元の島古島市長選で唯一のオール沖縄系市長が落選。続く沖縄市長選でも流れが変わるか、注視されている。