
健康
女性が運動しなくても、認知症リスクが低下する!? 「運動習慣は超大事」と語る専門医
2025-06-04
著者: 健二
運動不足と認知症の関係
アメリカの老年医学専門医・山田耀子医師が最新の研究成果を発表しました。運動をしていない人でも、認知症リスクが低下するという驚くべき事実が明らかになりました!彼女の著書『認知症にならない人ならない人』では、今すぐできる認知症予防法について詳しく述べています。
90歳でも元気な人は多い
90歳や100歳になっても、認知症と無縁の元気な高齢者が増えていることに注目。中には、アクティブにボランティア活動や大学での学びに参加している方もいます。彼らの生活には、体を動かすことやコミュニケーションの要素が含まれていることが多いのです。
運動の利点とは?
研究からは、体を動かさない生活が認知症と関連していることが示唆されていますが、運動することによって認知症リスクが低下する可能性があるとされています。特にエビデンスとして、以下のような運動のルーチンが推奨されています。
具体的な運動法
1つ目のルーチンは、定期的なウォーキング。週に2回以上、30分以上の速歩きをすること。また、2つ目は週に2回の筋力トレーニングを含むことです。これにより、身体機能向上が期待できます。
研究結果における性差
驚くことに、運動の効果には男女で差があることがデータから示されています。5年後の研究結果を見てみると、男性に比べて女性は運動が認知症リスクに与える影響が少ないことが分かりました。なぜこのような違いがあるのか、今後の研究が待たれます。
健康なライフスタイルへの道
女性でも運動の効果が認知症にどのように影響を与えるのかはまだ不明ですが、日々の生活の中で適度に体を動かすことが大切であることは間違いありません。運動を取り入れた健康的なライフスタイルが、認知症予防につながる可能性を秘めています。