
テクノロジー
NTTの島田社長が語る「ドコモ銀行で軋轢に遭わない機能」—「圧に負けず、助けに長け」
2025-02-16
著者: 健二
2023年7月2日、NTTの2024年度第3四半期決算会見が行われた。NTTドコモの金融事業について、オンラインの記者から質問された島田社長は、「次の決算発表までには結論を出したい」と述べた。
銀行への参入については、「いろいろと検討している。言葉は悪いかもしれないが、いわゆる『圧に負けず、助けに長け』で、いらない機能は受け入れない必要がある。」と回答した。
この発言から、NTTが意欲的に金融サービスに参入しようとしていることが伺える。金融業界は競争が激しさを増しており、新たな機能を持ち入れることで他社との競争に勝つことが求められている。
さらに、島田社長は次世代のデジタルサービスに必要な機能が欲しいと強調。「その機能をどのように獲得するか。ファクターを持たない機能を持つことは重要だ」と述べた。これは、企業としての成長だけでなく、顧客に対するサービスの向上にも繋がるが、同時に難しさも伴う。
NTTは現在、銀行業務に向けての準備を進める中、仮想通貨やデジタル通貨の普及にも目を光らせている。日本国内では、デジタル通貨に対する期待が高まっており、NTTはその流れに乗るための戦略を検討していることが報じられている。加えて、金融業界においては、ビッグデータの活用やAI技術の導入も急務とされており、これに注力する計画も存在する。また、NTTの顧客基盤を活かしたサービス提供が期待されており、各種フィンテック企業との連携も模索されている。