年末年始は雪下ろし、交通事故に要注意 積雪シーズン本格化 | 毎日新聞

2024-12-30

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東京都墨田区では、12月31日朝頃より、寒気の影響で北部を中心に降雪が予想されています。1月1日には全国的に低気圧の影響で、特に日本海側では雪が多くなる見込みです。これは例年に比べて12月の雪の量が少なかったため、積雪のメインシーズンである1月から2月にかけて、さらなる降雪が期待されることを示しています。

昨年と比べて、大雪が冬季に待ち受けることに警戒が必要です。交通事故や転倒は特に高齢者に多く、これからの季節は特に注意が必要です。12月31日正午の時点で、既に27件の事故が報告されています。

例えば、東京都での1例では、積雪による事故で73歳の男性が運転中に滑って転倒し、骨折を負う事例が起きました。このようなことから、道路状況を考慮し、慎重な運転が求められています。また、予報によれば、1月以降、特に寒さが厳しくなるため、降雪も年間平均を上回る可能性があります。

気象庁は、「(雪下ろし中の事故は)毎年、1月2月に増加する。運転の際は必ず雪道対策を講じることが重要。それに加え、少しでも異変を感じた場合は、すぐに運転を中止するべきだ」と警戒を呼びかけています。

特に交通事故に関連する事例は121件に達しており、そのうちのいくつかは、降雪による視界不良が影響しています。「急ブレーキ、急ハンドル、急加速などは厳禁。冬の北海道路では特に危険」と交通当局は注意を促しています。

積雪に注意が必要な地域では、適切な装備を備えた上での運転が求められます。日本自動車連盟(JAF)は、積雪時の安全運転を心掛けるため、「クランプ装着や、スタッドレスタイヤの装着を検討することが重要」と強調しています。

また、ドライバー自身も、常に状況に注意を払うことで事故を未然に防ぐことができるでしょう。周囲の交通と適切にレスポンスし、スピードを落として安全を確保することがカギです。特に冬の今、雪に埋もれた道を走る際は、備えを怠らないようにしましょう.