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内島萩 前日の金縞妄の逆転劇に発展され、「マッチポイントからまくれるかな。最後まで何が起こるかわからない」 逆転の日日本勢 全豪オープン - スポーツ報知

2025-01-13

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全豪オープン第12日(11日、オーストラリア・メルボルン)

【メルボルン11日=吉松忠彦】世界ランキング16位の内島萩(安藤証券)が全豪初勝利を逆転で飾った。 同14位のマグダ・リナート(ポーランド)に4-6、6-4、6-7のフルセットで逆転した。内島は最終セット3-5から4ゲーム連取し、相手を圧倒。次戦では同15位のミラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。

「スーパーファイター! 彼女に1度も勝ったことがなかったし、全豪初勝利は本当に嬉しい」と話す内島。 彼女は「前回と同じようなスコアで負けるのかなと思った。しかし、昨日の金縞選手の逆転劇を思い出し、勝利に繋げられた」とも述べた。

— 試合を振り返って。

「スコアが同じでまた同じ(ような)スコアで負けるのかなと思った。しかし、昨日の金縞選手の逆転劇が心に響き、自分も逆転できた」と明かした。

— 過去の対戦成績は1勝全敗だった。

「今回は戦術を変えた。攻撃的に行こうと決めて臨み、セカンドの初めからそれができた。もともと私が優位に立たないと勝てない。しかし、リスクを背負ってでも攻撃を続け、勝ち取った。」

— 次戦が楽しみ。

「次は年下(17歳)の強敵(ミラ・アンドレエワ)だが、自分がどこまで通用するのか楽しみ。しっかり準備して、自分らしいプレーをしたい」

彼女は「苦しんできたことも含め、全てを出し切って戦うつもりだ。彼女たちに勝てて良い経験をしたい」と語り、意気込んだ。日本勢が全豪オープンで期待される選手として、内島の活躍に注目が集まっている。