スポーツ
木下彩が女子下部ツアー新記録「60」で7打差圧勝
2024-09-15
著者: 陽斗
国内女子下部ステップアップツアー
山陽新聞レディースカップ 最終日(15日)
東城が主催するゴルフ場(岡山) 6359yd(パー72)
プロ6年目の25歳、木下彩が丸々な「60」をマークし、通算20アンダーで2019年「中国新聞女子プロアマ」以来の下部ツアー2勝目を飾った。賞金ランキングもトップに躍上がった。
5人が首位に並ぶ混戦の中、前半4番から5連続、後半11番から15番(パー5)からそれぞれ3連続などバーディを量産した。レギュラー、下部を通じて国内女子ツアー史上初の50台への期待が高まった最終18番(パー5)はパーでフィニッシュ。「60」はステップアップツアー最少ストロークとなり、後続に7打差をつける圧勝だった。
首位タイから出た玉村愛、今季31勝の権威可恋が13位で並んだ。全体のバーディ数も合計248を記録し、上位選手たちが打撃のスキルを発揮した大会だった。木下の強さは、他の選手との間に大きなギャップを作り出した。