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「もう第二子無理」キューピー、育児食の販売終了へ! 〜26年8月に生産停止
2025-06-13
著者: 雪
衝撃!キューピーが育児食市場から撤退
キューピーが2026年8月末で育児食(ビーフ、乳児食)の生産を終了することが発表され、SNS上で大きな話題となっています。この決定は、1960年から続いた販売を65年にわたり継続してきたという事業からの撤退を意味します。その背景には原材料費の高騰や販売数量の減少が影響しています。
市場の変化と消費者のニーズ
販売対象となるのは、野菜入りクリームやレトルトバウチの商品を含む72品目です。特に1歳以上の幼児向けの商品群では、同社による2024年度の育児食の販売高は743億円と予測されていますが、全体では1%に満たないのが実情です。
育児食業界の先行きは?
競合の増加や少子化が進む中、業界全体の市場が微増傾向にあった中で、同社は「共働き世代の増加などで出生数の減少が直接の要因ではない」と語っています。生産終了までの1年間に、人気商品の取り扱いやその後の製品選定を慎重に行う姿勢を見せています。
SNSでの反響と消費者の声
この発表に対し、SNSでは様々な反応が広がっています。「値上げしてもいいから続けてほしい」といった声や「もう第二子無理だ」との苦しみを訴える意見が寄せられ、消費者の間には強い危機感が漂っています。この反響は、育児食がいかに多くの家庭にとって重要な存在であるかを物語っています。
今後の育児食業界の展望
キューピーの撤退が育児食市場に与える影響は計り知れません。消費者の期待を背負った新たな選択肢が登場するのか、さらなる動向が注目されるところです。市場が変わる中、これからの育児食業界がどのように進化していくのか、今後の展開に期待が寄せられています。