ももクロ新たな試み満載の「ももクリ2024」4Dパフォーマンスで広がった新鮮な感覚(ライブレポート / 写真34枚)
2024-12-23
著者: 陽斗
ももいろクローバーZのクリスマスライブ「ももいろクリスマス2024-HOLY 4D NIGHT-」が12月21日・22日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されました。今回のライブは新たな試みとして「4D」に特化した演出が話題となりました。
このパンライト演出では、場内に広がる一体感を生み出す仕掛けが盛り込まれ、観客はまるで自分がステージの一部になったかのような感覚を味わいました。2010年から毎年実施されているこの恒例イベントは、今年も新たな試みを取り入れつつ、参加者を引き込みました。
パフォーマンスは「桃神祭」と題しており、特に新曲「ももいろクリスマス2024」は、実験的な形態を持つ新たな「ももクリ」の姿と可能性を提示する内容でした。開演前には、YouTubeで公開されたドラム演奏のティザー映像が観客を期待感で沸き立たせました。さらに、パフォーマンスの中で「ももクリ」の歌詞やストーリーを語り合う百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにらが印象的でした。
今年の「ももクリ」では、4Dコンテンツを活用した演出が最大の特徴です。観客はアプリを通じて自分の座席番号や、パンライトを持って場内を彩る方法など、インタラクティブな体験を得ました。特に「桃神祭」の進行に合わせて、3曲目の「桃照桃神」からは楽しい曲の展開が見られ、観客が自らもライブの一部であることを強く感じさせました。
また、今年のライブでは特別ゲストも参加し、彼らのパフォーマンスにスパイスを加えました。気になるセットリストも公開され、ファンはその内容に盛り上がりを見せました。特に初日には「WE ARE BORN」や「MONONOFU NIPPON feat. ブルボン小林」といった盛り上がり必至の楽曲が披露され、観客が一体となって楽しむ様子が印象的でした。
ライブの最後では、出演者たちがファンサービスを絶やさず行い、感情あふれる演出が続きました。観客にとっては、ただのイベントではなく、特別な体験をもたらすものでした。
今回の公演はABEMA PPVでの完全版配信が行われることが決まっており、12月18日からはアーカイブ映像が視聴可能となります。ファンにとっては見逃せないこの瞬間を再び体験できるチャンスがあるとともに、新たな試みがどのように進化していくのか、ますます期待が高まります。特に今後の「ももクリ」の活動にも注目です。