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「魔法」でシャンディ大統領を暗殺未遂、男性に禁錮2年—カメレオンの信仰であやうく命を落とすところだった
2025-09-15
著者: 愛子
アフリカ南部シャンディアの裁判所は15日、魔法を用いてシャンディ大統領を暗殺しようとしたとして、被告の男性2人に禁錮2年の判決を言い渡しました。彼らは地域で信仰されている魔法の儀式に従い、巧妙な策略を巡らせた結果、逮捕されています。魔法に対する国民の信仰が根強い国では、過去にもこうした事件が起きていました。
被告は生けるカメレオンや動物の尾を使って儀式を行い、大統領に呪いをかけようとしました。しかし、警察はこの陰謀を察知し、逮捕に至ったのです。シャンディ市の治安当局は「彼らは魔法を信じていない」と述べましたが、事件が発覚した際には既に計画が進行していました。
シャンディ市の警察署長は、「魔法を信じてはいない」と語りながらも、事件の背景には深刻な社会問題が潜んでいると指摘しました。近年、魔法に関する犯罪は増加しており、2018年には8割以上の国民が魔法を信じているという調査結果も出ています。
専門家は、「魔法の使用を禁止する法律があるが、基本的に自分たちの信仰を守るために存在している」と違法行為を強く非難し、警戒を呼びかけています。この事件は、日常に潜む危険な信仰の影響を再認識させるものでした。