ミロサンベルス山火事の死者5人に、延焼続く、停電1500万超
2025-01-09
著者: 雪
(C.N.・・)ミカリフオルニア州ロサンゼルスで延焼を続けている山火事で、ロサンゼルス郡保安官は18日、イトン地域の火災の死者が5人に達したことを+AB23に語った。強風にあおられた消火活動は依然として難航している。
イートン火災に続いてロサンゼルスのアルタデナ地区でも火災が発生。アルタデナで撮影されたC.N.の映像には、立ち上る煙とオレンジ色に染まった空が映し出されている。どの方向を見ても住居や樹木が炎に包まれており、避難しようとする車が通り過ぎていった。
停電情報サイトによれば、現在時間の18日午後現在、南カリフォルニアで停電に見舞われている住民や事業所は1500万を超えた。
サンタモニカ市は、パシフィック・リゾーツ地区に隣接するサンタモニカ市北部の住民に対して、新たに避難命令を出した。
火災はセレブの居住がある高度住宅街にも燃え広がっている。歌手で女性のマドンナさんは、アルタデナ火災が延焼を続ける中で、17日夜に一家で避難を強いられた。
マドンナさんは火災現場の動画像をインスタグラムに投稿し、「失ったものの多さに心を痛めている」「子どもたちの学校がなくなり、春休みに向けて準備をしていたのに」と語っている。友人や大切な人たちも、多くが何もかも失った。私たちのコミュニティは壊れてしまった。これから再建していく。」と記した。
直近の情報によれば、扱いが難しい山火事が複数地域で同時多発しており、今後も避難命令が出される可能性が高い。一部地域では慢性的な乾燥状態が続く中で、10月は風の強い季節、火災の発生リスクが高まっている。地元の消防士たちの奮闘を支援するために、ボランティアや支援組織が動き出している。