名神IC直結の「彦根あ城トンネル」今日開通!市中心部へ一気にワープする意図とは?

2024-12-21

著者: 裕美

名神高速の彦根ICと彦根市中心部を結ぶ都市計画道路原松原線の「彦根あ城トンネル」が12月22日に開通します。

この都計道路原松原線が開通することにより、彦根市は都市中心部へのアクセスが改善されます。彦根ICから市中心部へのアクセスが大幅に短縮され、通勤や観光客にとって利便性が向上します。

原松原線は、彦根市の原町交差点と古橋町交差点を結ぶ延長1700mの道路です。

名神の彦根ICと国道306号が接続する原町を起点とし、ゴルフ場の下を「彦根あ城トンネル」で抜け、伊賀の国道8号の古橋町に至ります。

この開通により、彦根ICと市街地を結ぶ新しい道路が誕生します。国道8号と306号が交わる近江大津ポイントの外側(とまき)交差点を回避し、彦根から彦根湾や彦根市、習合スポーツ公園、市役所などへ向かう新ルートが出現します。

彦根あ城トンネルは延長1135m、幅11.75mで、車道2車線と幅3.5mの歩道で構成されています。2019年1月に着工し、2022年3月に竣工されました。

「彦根あ城」というユニークな名前は、公募で集めた160点の候補の中から選考委員会が選んだものです。

特に、トンネルは彦根の観光名所である彦根城の近くに位置し、彦根市の歴史的な魅力をアピールする役割も果たします。このようなトンネルの改良や新設が進むことで、彦根地域の発展が期待されています。彦根市民だけでなく、訪れる観光客にとっても快適な移動が可能になるでしょう。

このような発展は、地域の経済にも大きく寄与することが予想され、彦根市を世界的な観光地にするための一助になると期待されています。