明日18日夜から中国地方は山地で大雪に 19日朝は平地でも積雪や路面凍結に注意を
2024-12-17
著者: 花
明日18日(水)夜から19日(木)にかけて、中国地方は山地を中心に大雪となる見込みです。また、鳥取県は沿岸部を中心に大雨となるでしょう。山陰地方や山陽の内陸部でも雪が積もる所があります。19日(木)の朝は時間に余裕を持って、寒さ対策を万全にした通勤や通学をしてください。
強い寒気と大雨や大雪をもたらす原因は、
1. 強い寒気と
2. 気圧の南下
明日18日(水)から19日(木)は、中国地方の上空5500メートル近くに、マイナス30℃以下の強い寒気が流れ込み、上空1500メートル近くにはマイナス6℃以下の寒気が流れ込む見込みです。これは、平地で雪を降らせるレベルの寒気であり、大雪の状態が非常に不安定となるでしょう。
明日18日(水)夜からは北風と西風が吹き込み合う気圧の南下が山陰地方へ南下するため、発達した雨雲や雪雲が、日本海側の地域を中心に流れ込む見込みです。
中国地方は日本海側で、特に鳥取県は海岸部を中心に大雨
18日(水)は、中国地方は日本海側を中心に断続的に雪や雨が降り、雷を伴う所があるでしょう。西寄りの季節風が強まる見込みです。
夜は雨や雪の降り方が強まり、19日(木)にかけて山地を中心に大雪となるでしょう。平地でも雪の積もる所がある見込みです。
19日(木)の朝は、積雪や凍結に備え、時間に余裕を持って通勤や通学をしてください。また万全な寒さ対策も必要です。
また、鳥取県ではこれまでに平年を上回る量の雨が降っており、地盤がやわらかい所があります。沿岸部を中心に断続的に雨が降り続き、さらに雪量が増える見込みです。警報級の大雨になる可能性もあります。土砂災害に十分注意が必要です。
大雪の時の運転注意ポイント
慣れない雪道を運転する際は、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンを用意しましょう。また、運転時間に余裕を持って出発し、車間距離を通常の2倍以上の距離を保つようにしてください。
橋の上やトンネルの出入り口は路面が滑りやすいため、特に注意が必要です。
雪のない所でも凍結している恐れがあるため、油断せず運転を行ってください。