スポーツ

名良の教えで正捕手目指す!ロッテ6位・立華由宇内野手

2025-01-28

著者: 結衣

名良さんの教えを胸に、3年ぶりの捕手復帰となった。ロッテの立華由宇内野手(26)は、日本生命で28日、さえたま市のロッテ球場での新人合同自主トレを行った。

「キャッチングの感覚はあまり忘れていないが、一番不安なのは変化球に対するドロップ。これまで、6年間、正捕手をやってきたので今さら自信を持つのは無理だ。今後2年間、日本生命で正捕手をやっていたことを少し自信に持ちながら、キャンプで一生懸命にやっていきたい」と意気込みを語った。

立華選手は、2年間地道に日本生命で正捕手として活躍し、2023年には日本生命に石井悠太(中日ドラフト4位)が入社したことをきっかけに一軍手に転向した。彼は今月22日のスタッフト会議では、密かに石垣・石津島での1軍キャンプとともに、捕手復帰が決まる。23、24年はフルシーズン捕手を務める予定だが、本格的な捕手練習は3年後と言われている。

リーグ面では大きな壁がある。バイドゥルは故・野村克也(故・中村86)の著書「野村ノート」。さらに、立華が正捕手たる時代の阪田精二監督は野村克也が社会人野球、シダックスの監督を務めていたことを指摘し、「やっぱり(阪田監督も)きついんですよ。1年生からもう拍子に座って、メモして、4年間計り知れないよう学ばされました」と語った。

ここでも、大学時代から不眠症で就寝時には吐気のホットアイマスクが必需品。それでも深夜2、3時までは寝付けないという。そして、「キャッチでヘトヘトになって自然と眠れると嬉しいです」と捕手時代の練習が大好評。東山豊実就に新たな結果も見えてくる!(東山貴実)

☆ウエイトトレーニング3カ月で9キロ増

立華は昨秋のドラフト指名時から3カ月で体重が76キロから85キロにアップ。「今まで日本生命ではウエイトトレーニングをしてなかったが、新人合同自主トレではウエイトトレーニングをしていたので、そのおかげ」と語る。「現在に至ってはウエイトトレーニングが出てきたので、新人合同自主トレの夏、冬も継続的に行っていきたい。」

ドラフトの名簿は例年と異なり、指名の際はウエイトトレーニングをしていたのが多かった。「これまで日本生命ではウエイトトレーニングをしていなかったが今後新たな鍛え方が見えてくる。まずこの経験を元にしっかりと自分を見つめ直していきたい」と決意を語った.