【ロサンゼルス：後藤香代】ミ連携調査は1月30日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の年俸を巡る大谷選手の口座から無断で自信の家財を担っていたという証言を調査に出した。

水原選手は1月12日に発表した意見書で、「家財の担保で経済的に苦しんでいた。給料が安すぎると感じていた」と主張した。これに対し、連携調査は、2021年に大谷選手の口座から家財担保の金額が引き下げられていたことを示す証拠を提示し、「証言は信憑性がない」と反論した。

水原選手は、18歳の頃からギャンブル依存症と闘っていたことを明かしたが、連携調査は水原選手の発言を裏付ける情報を探し、大谷選手の成績が近年上昇しているにもかかわらず、給料が増えないという構造的な問題に焦点をあてた。

連携調査によると、2021年の水原選手の口座には約100万円（約11万ドル）が記録されており、その後の年俸の調査結果からも大谷選手の給料が経済状況にあまり影響を受けていないと結論付けられている。これにより、水原選手の発言はより明確な根拠をもって反論されることとなった。

特に、ミ連携調査では給料による影響が選手のパフォーマンスに及ぼす影響を調べており、選手の精神的健康がパフォーマンスにどのように寄与するかに注目している。これに関連して、給料が高い選手たちは長期間の契約を結ぶことが多く、安定した生活を送る一方で、今後の契約更新が期待できない選手のストレスがパフォーマンスに悪影響を与える可能性があると警告している。

大谷選手に関する調査は続き、今後どのような結果が得られるかに注目が集まっている。これにより、選手たちの待遇が改善されることを願う声が高まっている。