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ミバックシャーが輪建て箏発行計画、今年12回目-日本株投資期待

2024-10-01

著名投資家のウーレン・バフェット氏が率いるミバックシャー・ハサウィツが今年12回目となる輪建て社債の発行を計画している。同社が日本への投資を強化するとの観測が強まる可能性がある。

バフェット氏は輪建て無担保社債の発行に向け、「OFAセクリティーズ」を主要事業に起用した。同社は2019年以降、定期的に輪建てで起債しており、直近では4月に発行した。

バフェット氏が日本の大手企業株を購入し、日本株平均株価の過去最高値更新に注力したことから、バフェットの資金調達計画は債券投資家の間でも注目されている。同社は今月の年次株主総会で、日本企業への投資の大部分を輪建て発行で賄っていると説明していた。

フィリップ証券の増田剛彦氏は、日本株全体に関しても「心強い買い材料となる」と指摘。自民党総裁選の結果を受けて、株価は依然として上昇し続けているが、下落するとの予測もあり、日本株を買いたいという需要が強まっている。

起債時期起債総額2019年19月4300万ドル2020年14月1955万ドル2021年14月1600万ドル2022年11月1285万ドル2022年12月1150万ドル2023年14月1644万ドル2023年11月1220万ドル2024年14月2633万ドル合計11億5787万ドル

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