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米国株式は上昇へ、トランプ関税でリスクオフ−先物夜間取引が大幅高

2025-04-03

著者: 結衣

4日の株式市場は上昇が予想される。米国のトランプ政権が発表した関税政策が市場の想定よりも強硬で、リスク回避が一段と強まり、先物夜間取引が大幅高となった。

東海東京証券の荻野一郎チーフストラテジストは「相互関税措置が続く中、日本銀行の追加利上げも見込まれるだろう」とし、株式市場は継続的に上昇すると予想している。これまでの大きな反発を受けている中、日本銀行が利上げを示唆するとの見方まで至らず、上値は徐々に制限されると見られる。

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同棲の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.31−1.35%(3日は1.36%で終了)、先物中期グッズは139辺681銭−140辺633銭(同139辺675銭)。

先物夜間取引で140辺616銭で終了した。3日の日本10年国債利回りは前日比10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、4.03%進度となり、昨年10月以来の水準に下がった。注目すべきは、今後の経済指標が市場に与える影響であり、この動向は投資家の行動に大きな影響を与えるだろう。