
エンターテインメント
米国の現状に危機感を示すアンジェリーナ・ジョリー「もはや自国を認識できない」
2025-09-22
著者: 芽依
9月22日、AFP】アンジェリーナ・ジョリーは21日、スプラインのサンセバスチャン国際映画祭に出席し、自由が脅かされている状況を厳しく指摘した。その中で「もはや自分の国を認識できない」と語り、アメリカでの表現の自由への懸念を示しました。
ジョリーの発言は、ドナルド・トランプ前大統領による強権的な政策の影響を受けたメディアへの圧力や、保守派による過激なキャンペーンに対する警鐘として注目されています。特に、ジミー・キンメル・ライブの休止など、アメリカのエンターテインメント界でも自由な発言が制限される事例が増えているとのことです。
映画祭でジョリーは、アメリカ国内における言論の自由の喪失についても懸念を示し、「私は自分の国を愛しているが、現状では自国を認識できない」と強調しました。彼女は、多くの国民が表現を制限されるような状況にあることは非常に危険であると警告しました。
ジョリーは、「どこにいても、何を言っても、個人の表現や自由が制限されることは、誰のためにも良くない」と述べました。この時期、政府による表現の自由に対する圧力は非常に高まっており、ジョリーのメッセージは多くの人々の共感を呼んでいます。彼女は、アメリカの護送船の汚染を告発するドキュメンタリー映画「Couture(原題)」にも出演しており、同作は国際映画祭で最高賞を競っています。