
【米不足】1年で米の価格が2倍に…次々と6000円近くのスーパーマーケットも!供給米放出も小売業者にわずか「つれづれ」でも「かさ増し」に注目(FNNプライムオンライン)
2025-04-18
著者: 裕美
米の価格が驚愕の上昇を記録
「金で作られたものなの?」学生たちも驚愕!大津市内のスーパーマーケットに並ぶコシヒカリ、昨今の価格高騰で6500円を超える事態となっている。そこに6000円の米が投入されたことで、SNSには驚きの声が溢れ、ネットには中華系の学生が「なんで6000円になっちゃったの?」と疑問を投げかけている。
価格高騰の影響は避けられない
新潟・新潟市のスーパーマーケットでは、6000円のオーバー米が出始めた。しかし、この価格の上昇は一時的なものでないことが分かってきた。発表された3月の消費者物価指数では、2024年3月と比較して米の上昇率が92.1%に達し、過去最大となった。この1年で米の価格が2倍に跳ね上がる見通しだ。
小売業者にとっての影響
18日、農林水産省が発表した3月の業者間の米の取引価格は25776円で、過去最高の数字を記録。前年同月比で4600円も安くなっているが、供給米放出の効果が現れ始めたとの見方もある。一方で、流通を巡る競争が激化しているため、3月中旬に放出を始めた供給米14000トンのうち、3月30日までに集荷業者が引き取ったのは全体の3%にも満たない4071トンだったという。
不安定な供給がもたらす影響
洪水や悪天候の影響が続く中、供給の不安定さが際立っている。AZあくねや福岡の卸業者からは「まったく供給米の入荷がない」との声があり、今後の見通しに不安を抱いている業者も多い。正直なところ、供給米を流してもらう環境が整わなければ、品薄感が高まり、消費者にも影響が及ぶと懸念されている。
消費者の反応と今後の動き
消費者からは「もう少し(供給米を)出してほしい。食べる方もないと困る」といった声も聞かれる。現在は十分な品揃えがあるものの、今後の商品の供給が不安定であることに悩んでいる人も多い。これからは、隠れた価格上昇が進む中、消費者の財布事情にどのような影響を及ぼすのか、注視が必要だ。