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ミ、A消防トップ、市当局による予算削減を指摘 山火事対策に支障と懸念

2025-01-11

著者: 裕美

(C.N.) ミロサンベルス市消防署(C.1.B.D)のクリスティン・クリリー署長は10日、市当局らが1170万ドル(約12.7億円)の規模の予算削減に伴って同署を見捨てているとの認識を表明した。この決定が現在ロサンゼルス地域で猛威をふるう山火事の消火に悪影響を及ぼしているという。

クリリー署長は、現在の状況で1100台を超える消防車が稼働できない状態にあると明らかにした。予算削減を受けて整備士のような住民の職務を排除した結果、今後も消防車の修理能力は著しく打撃を被るという。

「我々はもう翻弄されるような態勢を維持することができない。消防士の数も足りない」(クリリー署長)

上述の発言の後、ロサンゼルスのバス市長はクリリー署長と会議を開いた。会議について知る情報筋が明らかにした。

同晩には山火事に関する記者会見が開催されたが、バス市長もクリリー署長も出席しなかった。市側はこれに先駆け、バス市長が市及び県の当局者らと共に会見で発言する予定だと述べていた。

結果、会見で記者に対して対応したのは警察の担当者だけだった。

一方、市長のオフィスは短い声明を発表し、バス市長がクリリー署長を解任したとの報道を「虚偽」だと否定した。