
世界
メルツ氏、ドイツ首相選挙で初回投票にて衝撃的な敗北
2025-05-06
著者: 桜
ドイツ首相候補メルツ氏が初回投票で過半数を得られず
ドイツの次期首相候補であるメルツ氏は、6日に行われた連合会議での初回投票において、過半数の票を獲得できなかった。この新首相候補が初回投票で支持を得られなかったのは、第二次世界大戦以来初めてのことで、ドイツ政界に衝撃を与えている。
支持を得るには、310票が必要
メルツ氏は、自身が属するクリスチャン・デモクラティック・ユニオン(CDU)と社会民主党(SPD)と連携して政権を構成する方針であるが、630票を要する連合会議で316票を得る必要がある。2つの主要政党での支持を背景に、票を集める戦略が求められている。
ドイツ市場も動揺
また、市場においても動揺が広がっている。ドイツ10年債の利回りが2.55%から2.53%に低下し、金融市場の不安定さが指摘されている。
次の投票はいつ?
次回投票に関しては、なお日程が未定であり、状況が不明なままである。ドイツの政治において、メルツ氏が次いでどのような支持を集めるか注目されている。期日内に過半数の支持を得られるかどうかが、今後の結果に大きな影響を与えるだろう。
緊急協議に向かうメルツ氏
メルツ氏は、党内での緊急協議を設ける方向で動いており、今後の戦略を考える必要がある。ドイツ政界がどのような道を選ぶか、今後の展開が気になるところだ。