
テクノロジー
メルカリの「パスワード不要」型認証が突破、「フィッシング被害なし」を強調
2025-05-08
著者: 桜
メルカリの認証システムが急成長
メルカリは5月8日、フィリマプリーの「メルカリ」において、パスワード不要の認証方式「パスキー」の登録者数がなんと1000万人を突破したと発表しました。この急成長により、多くのユーザーが新しいセキュリティ技術を導入していることが伺えます。
FIDO Allianceの仕様に基づく新技術
パスキーは、FIDO Allianceが策定した認証技術です。顔認証や指紋認証を利用してユーザー本人確認を行うことで、ログイン時にパスワードの入力が不要となります。これにより、セキュリティが格段に向上し、フィッシング詐欺などのリスクからユーザーを守ることが可能になります。iOSではTouch IDやFace IDに、Androidでは指紋認証や画面ロックが活用されています。
メルカリのさらなる計画
同社は2023年の4月にビットコインを取り入れた新システムに向けて、パスキーに対応したログイン機能を導入しており、ユーザーの利便性をさらに向上させる予定です。今後もパスキーを用いたログインを原則とし、ユーザーが安全に利用できる環境を構築していくとしています。特に、今回急増した登録者数を鑑みても、今後の展開が非常に期待されます。
ユーザーの安全性を向上させる取り組み
メルカリは「ログイン時のパスワード入力が不要で、利便性が高く、フィッシングによる不正利用も確認されていない」とアピールしており、安心して利用できる環境作りに取り組んでいます。今後も安全性の向上に力を入れ、ユーザーに信頼されるプラットフォームを提供していくことでしょう。