猛暑に苦しむ「まるでサウナ」鹿児島市下水道に冷房未設置

2025-09-23

著者: 蒼太

鹿児島市下水道の酷暑問題

鹿児島市では、今年の夏が過去最多の35日間におよぶ猛暑を観測しています。しかし、市の下水道施設に冷房が設置されておらず、厳しい作業環境が続いています。

利用者の苦情が続出

作業者たちからは、「暑すぎる」「まるでサウナ状態」との声が上がっています。暑さに関連する苦情は143件にも達しており、作業環境の改善が急務です。

下水道の取り組み

鹿児島市の下水道は1971年から全国で唯一、ゴムタイヤを採用しており、そのため特に熱が篭りやすくなっています。近年、車両の稼働が増加し、作業環境が劣悪化している状況が続いています。

冷房の必要性

市の交通局は、「当初はここまでの冷房設備の必要性を考えていなかった」と述べ、今後の対策について言及しました。市内の一部には冷風機を設置したり、車内の窓を開けたりして暑さ対策を講じています。

未来への改善策

この問題を解決するためには、冷房設備の導入や、より快適な作業環境を提供することが求められています。改善が期待される中、具体的な対策の検討が続けられています。

(「グッド!モーニング」2025年7月23日放送より)