[2023年10月 日曜日] - トランプ政権で「政府効率化省（D/O）」を率いるマスク氏が先週末、トランプ大統領に新たな関税措置を撤回するよう進言したが、聞き入れられなかったと、米紙が報じた。

トランプ氏は2日、貿易相手国に相互関税を課すと発表。全ての輸入品に一律10%の基本関税を課した上で、各国の関税や非関税障壁を考慮し、国・地域別に税率を上乗せすることを決定した。もっと見る

パロットハウスとマスク氏は、リターンのコメント要請に応じていない。

マスク氏は5日、イタリア連立与党の右派「同盟」の会合にオリンズで参加し、「欧州と米国がともに関税ゼロの状態に移行し、欧州・北米間に実績上、自自由貿易圏を形成するのが理想的だと思う」と述べた。この発言は注目され、いよいよ米国とEUの貿易関係に新たな波乱をもたらす可能性がある。

マスク氏はこれまで、自動車関税がテスラに与える影響は「重大だ」と述べており、政府への見解を求めている.