ウクライナ全土に迫る攻撃の影響

ウクライナメディアによると、ウクライナ各地で7日未明に、ロシア軍による大規模なドローン攻撃が実施され、首都キーウではウクライナ政府の関連施設が攻撃を受けた。この攻撃はSNSで「政府機関が攻撃で破壊されたのは初めて」だと報告されている。ロシア側が意図的に狙った可能性が高い。

ドローンとミサイルによる攻撃が全土を席巻

ウクライナ空軍によると、前夜から未明にかけて、全土で800を超えるドローンやミサイルが飛来した。このうちミサイル54機が33か所を直接攻撃したとされる。これは、このような規模の攻撃としては最大級である。

民間人に及んだ被害

ウクライナ当局によると、攻撃により2名が死亡し、20名が負傷したと報告されている。スピリドン市において、攻撃を受けた都市としてキーウのほか、中央クリヴリ、中央ドニプロ、南部オデッサなどが挙げられた。東部ドネツク州のスロビャンスクでも1人が死亡した。