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竜王戦第16局、藤井聡太王が受けの強手、豊島考恵八段に挑む…竜王戦第6局1日目を終える
2024-12-11
著者: 蓮
竜王戦第16局初日の動向
将棋の最高峰である竜王戦で、藤井聡太王(12、名人、王座、棋王、王将、棋聖)に豊島考恵八段(31)が挑む第13期竜王戦七番勝負の第6局が11日、岐阜県指宿市の指宿白水館で始まり、豊島八段が定石の午後6時、12時を経て1日目を終えた。
ここまで互いに先手番で勝ち、藤井竜王が13勝5敗と14連勝に追い込まれている。序盤から、先手の豊島八段が激しく攻めあう展開を選び、▲5六角と馬を作って防御に利かせた。これに藤井竜王は▲7四歩、▲5五角を投じて対抗した。特に藤井竜王は▲9五香と攻め、粘り強い時間を持つ豊島八段が19分で受け手に回ることができた。
この局面では、解説の中川大輔四段が「豊島八段が用意の作戦を打開したが、藤井竜王も受けの強手を放ち、ポーズを奪い取った」と話している。
【11日目手順】
▲豊島 ▲藤井
▲12四歩 ▲18四金