楽天の今季のクライマックスシリーズ（CS）進出が濃厚であることが1日発表された。

チームは3位ロッテとの直接対決が続き、CS進出が完全に消滅することなく、僅かに希望を持っている。楽天は9月に1軍打撃コーチから昇格した新しい指導方針のもと、選手たちは奮闘してきた。今季は2年契約の1年目から3年連続の4位が確定したことから、クライマックスシリーズ進出は不透明な形となった。

この日は先発投手が9回連打中6安打3失点（自責2）、打線がロッテに打ち勝って完投した。試合後、楽天の中村監督は「とにかく悔しいです。ただ、現在の状況がこうであったのは選手たちがしっかりと戦ってくれたおかげです。今後もこの時期にどうやって戦えたのかは選手たち自身にとって非常に悔しさになる」と受け止めた。キャプテンの田中選手は「ここまで来たからには、全力で挑むしかない」と気を引き締めた。

ここ20年でCS初進出を果たした楽天チームが再びチャンスを生かせるか、注目が集まる。最終的にはこのクライマックスシリーズ進出がどうなるか、ファンの興味を引く展開が続きそうだ。