
老舗カメラメーカーとコラボした新モデルが続々と登場中! スマホで実現する「ライカ」「ハッセルブラッド」の超技術(週プレNEWS)
2025-04-05
著者: 愛子
近年、動画像や写真の撮影と編集はAIにお任せ!という風潮のスマホ界ですが、その一方で存在感が強まっているのが老舗カメラメーカーの監修するカメラやレンズを搭載したスマホ。現在、続々と登場している新モデルのスペックや誕生の経緯を解説します!
AI全開で見直される銀塩カメラの技術
4月からApple独自の生成AIである「Apple Intelligence」の日本語版がスタート。Googleはすでにカメラ機能に生成AIを組み込んでおり、各社共にスマホのカメラスチルムに関してAI推しの状態。この一方で、ばかのスマホメーカーからは、老舗カメラメーカーの技術を投資したモデルが続々と登場するという新トレンドもあり。これら「実質カメラ」と呼ばれる新端末の性能、老舗カメラメーカーがスマホメーカーと提携する理由など、ITジャーナリストの法林浩之さんに解説してもらいます!
— 3月13日にシャオミが新モデルとなる「Xiaomi 15」シリーズを発表。このはどのような端末なのでしょうか? 法林 シャオミは2022年からドイツの老舗カメラメーカーのライカと共同開発を行っており、その最新モデルとなるシリーズです。フラッグシップとなる「Xiaomi 15 Ultra」は、ディスプレイのある正面から見ると一般的なスマホですが、背面上部は2億画素カメラと1インチセンサを中心としたカメラスニークで構成。
さらに撮影用グリップの「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit」を搭載することで、一般的なカメラのような操作感を実現しています。—これ、見た目は完全にカメラじゃないですよね! 法林さん、スマホ撮影ならではのメリットがなくなり、フラグシップ端末であるが、その価格218,000円からとお高い。 「Xiaomi 15」と呼ばれるコンパクトなフラグメントにも同時に発表され、こちらは12万3,000円から。撮影用グリップのオプションはありませんが、F値1.62という明るいレンズが搭載されており、暗い場所でもAI処理を行わずに自然な光量の撮影が可能。
テレマクロで撮影された強調調整と背景はボカすといったライカの技術部分を手軽に楽しめるのが魅力のモデルとなっています。これ、いや、老舗メーカーとのコラボ機種は単なるスマホではなく、扱いの難しさはなくて驚きのモデルとなっています。