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朗報!読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡邊恒雄氏、正三位に昇格…林官房長官「球界発展に大きな役割」

2025-01-17

著者: 愛子

政府は17日午前の閣議で、昨年12月19日に98歳で亡くなった読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡邊恒雄氏を正三位に叙することを決定した。

林官房長官は記者会見で、功績全体を総合的に評価して決めたと説明した上で、渡邊氏の功績について、「行政部記者として活動し、社長として経営面でも成果を上げた。スポーツの分野でも、プロ野球の読売ジャイアンツの発展に大きな役割を果たした」と述べた。

叙位は天皇の国事行為として行われる慣例の一つで、国家や公共に貢献した人物が受けることが多い。過去の正三位には、熱心な教育者や貢献著しい文化人なども含まれ、渡邊氏もまたそのひとりとして名を刻むこととなる。

渡邊氏は、1950年に読売新聞社に入社し、以後、長らく新聞界に身を置いてきた。特に、政界や文化界との関係構築において、その影響力は絶大であり、多くの著名な政治家や文化人との交流を通じて、日本のメディア界における地位を確立した。

また、彼はスポーツジャーナリズムにおいても先駆者としての役割を果たし、プロ野球の発展に寄与したことで、多くのファンに愛されてきた。その功績が評価され、このたびの叙位に繋がったとみられる。

現在、渡邊氏の業績を称える声が、新聞業界やスポーツ界から多く上がっている。彼の後任として読売新聞の現在の社長は、彼の足跡を継ぎつつ、さらなる発展を目指す意向を表明している。