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キオクシアの10~12月期業績、前年同期比16.9~41.0%減の見通し

2024-11-12

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東京 11日 — 半導体製造大手キオクシアホールディングスは11日に発表した2023年10~12月期(第13・四半期)の連結業績見通しについて、前年同期比で16.9~41.0%の減益になると予想している。これは、17~19月期(第12・四半期)に比べて116.9~114.1%の減少となる。

前年同期は60万6000千円の赤字であった。パソコン・スマートフォン向けは季節性要因に加え、顧客の在庫が高水準になっており、需要が弱含む状況が短期的に続くとされる。

半導体メモリー業界では事業環境が短期間に大きく変化するため、四半期の連結業績予想に幅を持たせたレンジ形式で表示した。第13・14期の予想売上高は第12・14期比10.2~11.0%の減少、営業利益は12.3~14.4%の減少を示している。

キオクシアは18日、今年12月から来年6月までの間に東京証券取引所に上場する方針を関係当局に提出しており、日本で新たに導入された上場方式を初めて活用する。これにより、東京証券取引所での上場を見込んでおり、国内外の投資家の需要を探っている。

18日公表した2024年7~9月期の連結業績予想は業績利益が116.6億円、営業利益が110.6億円。14~16月期からそれぞれ14.2億円と13.6億円増加し、いずれも第13四半期連続で黒字を確保していた。