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カンボジア南部に巨大「国際空港」開業、需要も急増中!中国軍事利用の懸念も浮上
2025-09-11
著者: 結衣
カンボジア南部での驚きの開業!
カンボジア南部の新たな首都、プノンペンから車で3時間の地点に、国際空港が開業しました。昨年12月に開設されたこの空港は、近年急増する観光客やビジネス需要に対応するために設計されたものです。
国際空港の背後に広がる影響
新しい空港は、海外からの訪問者たちのアクセスを格段に向上させますが、利用客が現時点ではほとんど訪れていないことが問題視されています。空港内には空港職員と警備員のみが存在し、閑散とした印象を与えています。「今はプロモーション活動が行われている最中なので、もう少し時間が必要です」と、警備員は苦笑いを浮かべます。
需要の急増に向けての計画
国際空港は、将来的に3千キロメートル以上の距離の輸送を想定しており、訪問客を迎え入れるための主要なハブとして機能する計画です。旅行者や貿易が盛んになることで、経済成長を加速させる可能性があります。
空港に潜む国際的な懸念
しかし、この空港の設置には中国の企業が深く関与していることから、軍事利用の可能性が懸念されています。この空港が中国の戦略的利益を支える基地として機能してしまうのではという声も上がっています。カンボジア国内での人権状況に関する国際的な批判も増えており、今後の動きに注視が必要です。
未来に向かう空港の展望
カンボジア政府は、この国際空港を「一帯一路」の一環として位置づけ、アジアの交通拠点を築く計画です。国際的な観光客やビジネスマンを呼び込み、経済の発展へとつなげるためには、インフラの発展とともに安全保障面での信頼を築いていくことが求められています。カンボジアの未来を占う重要なポイントとなるかもしれません。