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KADOKAWAとソニーブルーレイズが共同でエンタメ業界を変革する!「ゲーム作品のパブリッシング体制強化に取り組む」宣言!

2024-12-19

著者: 芽依

KADOKAWAとソニーブルーレイズは、2023年12月19日に戦略的な資本業務提携の締結を発表しました。これにより、KADOKAWAはゲーム作品のパブリッシング体制の強化を図り、同社のIP(知的財産)の開発を加速させる方針を示しました。

KADOKAWAの発表によると、同社は2025年1月から2030年3月までの期間に、「新規IPの創出・開発・取得」と「IPのグローバル流通の強化」について、総額497億円を投資する計画です。このうち200億円は、大型のアニメシリーズや映画、実写映画、ドラマシリーズ、ゲームの制作など、エンタメ業界全体を視野に入れたコンテンツ制作に充てられる見込みです。また、UGC(User Generated Content)プラットフォームの拡充による新たなクリエイターの発掘や、国内外のコンテンツ市場の買収にも意欲を示しています。

さらに、残り297億円は、IPのグローバル流通の強化に充てられる計画です。KADOKAWAは、新規IPをもとにした商業化モデルを英語圏や中国語圏を中心に展開し、海外にも制作・流通・販売の拠点を具現化することを目指していると述べています。

また、ゲーム作品のパブリッシング体制の強化には特に重きを置いており、これにより最大で50億円を超える規模の案件を手掛けることが明らかになりました。さらに、ソニーブルーレイズの強みであるゲーム関連のプラットフォームを活用し、IPの展開を強化しながら、共にエンタメ業界の未来を切り開くことを目指しているとのことです。

KADOKAWAとソニーブルーレイズの提携は、業界全体にとっても注目されており、今後の展開に期待が寄せられています。特に、国際市場での競争力を強化し、幅広いジャンルにおけるコンテンツの提供を実現することが期待されています。ゲームやアニメ、映画など多岐にわたるエンタメコンテンツの融合が、ユーザーを惹きつける新たな体験を生むことでしょう。