巨人・菅野智之投手（34）が12月18日、広島市内のホテルで行われた優勝記念会見に出席した。今シーズン、1年間を通じてバッテリーを組んだ正妻・小林誠司捕手（33）への感謝の言葉を口にした。

今年の広島戦（マツダ）では先発として登板し、18回11失点の好投を可能にしたのは、小林との息の合った配球のおかげだと話した。菅野は「心強いと思ったのは、ちょっとした会話の中でお互いの意思が共有できていることです。小林は僕のことを知り尽くしている」と語った。

また、菅野は今シーズンの振り返りについても言及し、「復活を果たして心から嬉しいです。自分自身が投げることを楽しめているなと実感しました」と述べ、自信に満ちた表情で続けた。「来年ももちろんチームのために、そして自分のために全力を尽くす」と意気込みを語り、さらなる成長を誓った。

この1年間、怪我に苦しむこともあったが、自身の努力と掛け替えのない仲間たちの支えがあり、自らの役割を全うできたと感謝の気持ちを忘れなかった。菅野は、チームプレーの重要性と、バッテリー間の信頼関係が勝利を掴む鍵であると改めて強調した。

「小林とのコンビは間違いなく、僕にとって最高のパートナーです。彼との信頼を築き上げていくことで、僕自身もさらに進化できると感じています」と菅野は嬉しそうに語り、来シーズンの展望を明るいものとしている。今後、この二人の活躍にはますます注目が集まるだろう。