ロサンゼルスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す巨木朗（23）について、米国で報道が過熱する中、現地ファンが暴走し、パドレスのダルビッシュ有が注意喚起した。

ダルビッシュはX（旧ツイッター）で「Padres Nation（パドレス・ネイション）」の名義でパドレス情報の投稿を続けているアカウントを見かけた。

パドレスが巨木獲得に動くと予想される中、巨木情報を英語だけでなく最近は日本語でも投稿するようになっている。

同アカウントが14日、日本語で「サンディエゴは巨木を待っている」というコメントとともに巨木の画像を投稿。その画像が、ロッテのユニフォームが破れてはがれると、中がパドレスのユニフォームと認識されるものであったため「リスペクトがない」として批判が殺到した。

パドレスの公式アカウントと異なるファンも多く、こちらのアカウントはパドレスの公式アカウントではなくパドレスファンの管理するものだ。

「パドレス・ネイション」のアカウントがその後、謝罪し、問題の投稿を削除。

「投稿に悪意はなかったと思われます。日本のファンを含め、すべての野球ファンに敬意を払っております」と投稿した。

最近、米国の野球界では日本選手への関心が高まっており、特に巨木はその存在感からニュースの中心となっている。彼のメジャーリーグへの挑戦を心待ちにしているファンが多い中、誤解を生む事態が発生したことに対し、大きな注目が集まっている。

果たして巨木はメジャーで活躍することができるのか。今後の動向に注目が集まる。さらに、ファン同士の情報の行き違いも今後の注目ポイントとなるだろう。