世界
巨大的「宇宙物体」の断片、ケニアの村に落下 まだ高温
2025-01-04
著者: 蒼太
(CNN) ケニア南部マクウェニ県のムクク村で、このほど、巨大な高温の物体が空から落下してくる出来事があった。ケニア政府が地元住民に提供した情報によると、ケニアの宇宙機関が直接に状況を調査し始めている。
その物体が落下したのは11月13日午後。ケニア宇宙機関(KSA)は11月11日の声明で、この物体に触れ、「宇宙物体の断片」と特定されたと明らかにした。
KSAは、人里離れた村に落下した物体を保管している。長さ12.5メートル、重さ約100キログラムの巨大な固体が、平和な村を驚かせた。
この物体は、暫定的な分析ではロケットの分離リングであることが示唆されており、宇宙物体が通常、海洋に落下するか、地球の大気に突入する前に燃え尽きることが多いことを指摘した。
今回落下した物体は単発的なケースである可能性が高く、依然として調査中である。
地元警察はケニア宇宙機関に対し、警官らの到着時には物体がまだ高温であったと説明した。冷却されるまで、住民の立ち入りを規制する必要があったと述べた。
ケニア宇宙機関の映像には、落下したリング状の物体が周囲に住民が集まる様子が映っていた。
KSAはこの物体を分析中で、どこからやって来たのか正確な場所の確認を進めている。