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JR西日本社長に堤義治副社長が就任、長谷川氏は会長に - 日本経済新聞
2025-03-26
著者: 蓮
JR西日本は26日、堤義治副社長(62)が社長に就任する人事を発表した。長谷川一明社長(67)は代表権のある会長に就任する。6月に開催予定の株主総会後に就任する運びとなっている。社長交代は2019年12月以来、約4年半ぶりだ。
堤氏は、過去に経営企画や広報部長を長く経験し、数々のプロジェクトに携わった実績がある。特に2005年の福知山線脱線事故では、事後対応の中心的な役割を担い、16年からは3年間、被害者支援に尽力した。また、今年度の新車両導入や運行体制の見直しなど、今後のJR西日本の発展を見据えた施策を進める方針だ。
新経営陣のもとで、JR西日本はさらなる成長と地域活性化を目指していく。特に観光需要の回復を見込み、地域連携を強化することで、運行本数の増加や新しいサービスの導入を予定している。これからのJR西日本に期待が集まる。