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JR四国が陳謝「申し訳ない結果」 トラブル大橋線立ち往生:朝日新聞デジタル
2024-11-10
著者: 裕美
JR四国の快速列車が橋上で長時間立ち往生したトラブルが発生しました。この事象は、JR四国の長浜正二部長が10日、香川県のJR四国本社で記者会見を行い、「お客様に車内で長時間お待ちいただく結果となり、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
今回のトラブルは、香川県の木太町にある善通寺駅の近くで発生しました。列車は80キロで走行していたものの、運転士が異常を感じ、緊急停車したとされています。停車後、500メートルほど先のポイントで信号の異常を確認したため、乗客を移動させるための救援列車が派遣されました。
運転士の説明によると、「架線の故障や、架線とパンタグラフの間で何らかの異常が発生した可能性がある」とされています。内諾評価部長は、「線路の構造物や、パンタグラフの間で何か異常があった可能性がある」と説明しました。今回は、架線が適切に保守されていたかどうかも原因の一つとして疑われています。
立ち往生した列車には、約400人の乗客が搭乗しており、乗客を無事に救出するために5時間以上もかかりました。JR四国は、「できる限り迅速に対応しましたが、多くのお客様にご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありません」と謝罪を繰り返しています。
さらに、メディアではJR九州のように高所作業車を活用した救助が混乱を避けるために必要かとの意見も浮上しており、今後の対応策に注目が集まっています。緊急時の運行や従業員の対応訓練の重要性が再認識される事態となりました。今後JR四国は、このような事故が再発しないための対策を強化するとしています。