Jリーグ“最強”クラブは? パフォーマンスランキング1~10位。人件費や育成、成績など各指標からJ1〜J3の60クラブを順位化
2024-12-26
著者: 健二
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サッカー界の持つ影響力は単一の尺度で測れるものではなく、複数の指標から見えてくるものがあります。今回は、J1、J2、J3の合計60クラブを対象に、成績、人件費、育成、販売の4つの指標を抽出し、数値を組み合わせてランキング形式にしました。その結果、最も“力のある”Jクラブはどこになるのでしょうか。※出てきた数値は、各項目の1位(最高位)から60位(最下位)までのポイントとして算出した合計値です。
10位:セレッソ大阪(196ポイント)
2024リーグ戦成績:10位(J1)
2024ポジション別人員数:8人(11位タイ)
2024リーグ戦平均出場者数:17,903人(12位)
2023年度業務収益:7448万6800千円(10位)
2024シーズンのセレッソ大阪は、クラブ設立30周年を迎え、J1リーグ優勝という高い目標を掲げています。シーズン初期から順位に関しては好調をキープしていたものの、最終的には昨シーズンから順位を1つ下げて10位でフィニッシュ。全項目が10位前後となっている。
1試合平均観客数は昨シーズンの17,074人から若干増加し、17,903人となった。よって今後も観客動員を増加させる施策が求められる状況です。
業務収益は前年度から4600万5200千円増加し、10位にランクイン。特にスポンサー収入はJリーグ全体で5位となる27億4100千円を記録し、前年度の22億48400千円から大幅に増加した。
一方、トップチーム人件費は20億1000万でリーグ全体の13位となり、優勝を目指すチームとしては依然として不足感がある。しかし近年では若手選手の台頭や育成に力を入れており、今後の成長が期待されます。
ホームグラウンドは8人で、今後の競技力向上には若手選手の発掘と育成が不可欠となっています。
セレッソ大阪は2021年から指揮を執っていた小林監督が退任し、アーサー・パウカ監督が就任することが発表された。新体制の下、どのようなチームづくりが行われるのか注目が集まります。