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JR東海、新幹線の火災「まれな事象」 移動させ調査へ

2025-08-17

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新幹線で発生した火災について

東海道新幹線の「こだま764号」が、静岡県内の掛川市付近で火災を起こしました。これは、乗客を乗せたままの上り線で発生したもので、JR東海は17日に「調査中であり、不具合が重なったまれな事象だ」と説明しています。

火災の詳細と影響

発火の原因は、点検中の設備から発生し、走行中の車両で火災が確認されました。現在は停止させ、掛川市の駅から周辺の工場に向けて状況を調査しています。なお、運行の再開予定は18日以降になる可能性が高いとされています。

警戒体制と今後の対応

静岡県掛川市の消火本部は、火災発生後、関連機関と協力して迅速に情報を収集しています。同社は「他の列車の運行に影響は出ていない」としつつ、客の安全を最優先に考え、引き続き原因究明に効力を注いでいます。

N700S型新幹線の現状

今回問題が発生したのは、最新型のN700S型に使用される装置です。この車両は、今年6月に投入されて以来、特に未解決の問題が指摘されていなかったため、驚きの声が上がっています。

乗客への影響

火災は15日夜に発生し、車両は緊急停止しました。しかし、乗客は特に安全に配慮を施され、円滑に避難が行われたとのこと。このような火災事故は非常にまれなため、JR東海は再発防止に向けた体制を再構築する方針を打ち出しています。