JR東日本千葉支社は13日、2025年3月15日に実施されるダイヤ改正の概要を発表した。

京葉線では、深夜時間の快速列車を設定し、各駅停車の種別を見直すことで、平日は東京行き16時台発の2本、土休日は東京行き21時台発の1本が設定される。また、朝・深夜時間帯の一部快速列車では、運転時刻を変更し、必要な時間を短縮する。

このほか、西船橋～海浜幕張間では、深夜帯に列車を増発する。通勤通学利用者や観光施設からの利便性向上を図る。

千葉支社では、2024年3月のダイヤ改正で、京葉線快速列車の運転を日中のみに変更することを発表。利用者や自治体からの反発を受け、朝の上り快速2本を存続させる内容に変更していた。また、同年9月には、朝の上りと深夜の下りで、快速を増発する内容の改正を実施する予定だ。

今回の発表では、快速が増加よりも拡大した形となったが、「通勤快速」の復活はなかった。