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精神障害の不支給判定が急増中…2024年度、精神障害の不支給増は15.7%!

2025-06-11

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精神障害年金の不支給が増加中

厚生労働省は11日、2024年度の精神障害年金に関する不支給の状況を発表しました。昨年度と比較して、不支給判定の件数が14.6%も増加し、特に深刻な問題として浮き彫りになっています。

増え続ける不支給判定

今期の報告によると、精神障害に関する不支給の割合が増加傾向にあります。国内で精神障害年金の新規申請件数は11000件を超え、その中で不支給となった件数は驚くことに1511件にも達しました。前年度に比べてその増加率は15.12%にのぼります。

関係者の証言と調査の裏側

調査を行った同省によれば、精神障害で不支給とされる事例が特に増加しているとのこと。専門家による評価や申請のハードルが高くなっていることが要因として挙げられています。また、申請中の運用が以前よりも厳しくなり、不支給判定が出やすくなっている実態があるようです。

今後の課題と対策

今後、精神障害を抱える方々のためにも、不支給判定の基準を見直す必要があると考えられます。障害年金の支給がより円滑に行われるよう、制度の改善が求められています。同省は今後も不支給判定の見直しに向けて、調査を進めていくとのことです。