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静岡県の水問題、11年目を迎えた「水一滴」覚悟! 対策には重大な懸念…

2025-06-06

著者: 海斗

静岡県とJR東海の水問題が深刻化

静岡県とJR東海の連携による「お水問題」が、むしろ深刻化してきました。長年にわたるこのテーマがついに、1つの節目を迎えたようです。地域住民の小林さんは、「この問題が悪化したのは、静岡県の前知事の発言と、報道の影響が大きい」と語っています。

静岡県の立場は?

この水問題に関する20回目の地質構造・水資源専門部会が、6月2日に開催され、JR東海の南アルプスにおける水資源に関連する影響について議論が集まりました。県は、「田代ダムのリスク管理と具体的なモニタリング計画に対して理解を示しました」と報告しています。

静岡県のメッセージは?

県は、この問題の最も大きな懸念について、県外からの水を持ち出す能力に対する影響をあげました。具体的には、年間500万トンの県外流出となる水の同量を、東電の田代ダムから取水制限して大井川に放流することを理解したとのことです。

会議の結果はどうだったか?

会議後の概要では、静岡県は、「水資源に係る全ての対話が完了した」と強調しました。これにより、静岡県とJR東海の間で長らく続いてきた「大井川の水を全て奪う」事件に対しての理解が示されたのです。

長野県と静岡県の水問題