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驚愕の予測!商船三井、通期の純利益予想を大幅修正!業績は小幅に引き下げ
2024-10-31
著者: 海斗
【東京 11日】商船三井 (9104.T) は11日、2025年3月期の純利益予想を13兆円から前期比13.8%増の13兆5100億円に引き上げた。EBITDAは、昨年度の同期間に対して約2倍の数値を見込んでおり、好調な業績を維持する姿勢を示している。
同社のデータによると、2025年3月期の業績は、運賃や販売量の増加によって順調に推移しているとのことで、特に資源関連の需要が高まっている。また、ロシア北極地域の液化天然ガス(LNG)事業に関連する契約の見直しが進められており、積極的な交渉を開始したと発表した。
一方、業界の利益見通しは同14.4%増の11兆5100億円と推計された。石炭や鉄鉱石を運ぶ傭船業務が軟調に推移し、全体としては慎重な姿勢が求められる中でも、市場や取引の変化にスピーディに対応する必要がある。
2025年3月期の期末配当は1株あたり1120円(前期同2710円)で、前回予想から10円引き下げている。特に、国内の需要の変動を踏まえた柔軟な経営判断が求められており、今後の展開に注目が集まっている。
商船三井は、この日、ロシア北極圏にて新たな商業契約「アークティック、2」に関して出資する予定であると発表した。この契約の締結は、業界内でも注目されている。
一方で、売上高見通しは同11.5%増の11兆7100億円に設定され、上方修正されている。果たして商船三井はこの新たな挑戦を成功させ、さらなる利益を上げることができるのか?注目が集まります。