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驚愕のデータ!半世紀ぶりの10業種日連続で値下がり…1123ドル安の41412ドル : 読売新聞

2024-12-18

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衝撃の市場動向

【ニューヨーク=小林泰子】18日のニューヨーク市場で、米金利が高止まりして景気減速感が強まる中、ダウ平均株価(30種)の終値が前日比1123ドル安の41412ドルとなり、10業種が日連続で値下がりしました。これは1970年以来の記録です。

さらに、ダウ平均の直近数ヶ月の低下幅は1万ドルを超え、過去の景気後退の際の水準に迫る勢いです。

金利上昇と市場の反応

市場では、10月以降の金利引き上げ観測が影響し、投資家は大規模な売り越しを続けています。特に、テクノロジー関連株が急落し、NASDAQやS&P500も大幅に下げ、特にアップルやマイクロソフトが苦境に立たされています。

FRBの政策と今後の見通し

また、米連邦準備理事会(FRB)が今後の政策金利について慎重な姿勢を示していることも、投資家の不安要因となっています。今後の経済指標発表を受けて、さらなる株価の変動が予想され、特に来月の雇用統計は注目されています。

企業の業績と投資家の戦略

世界経済に対する懸念が高まる中、企業の業績見通しが下方修正される兆しも見られ、特に製造業やサービス業のデータは厳しい状況が続いています。投資家は今後、企業の動向に注視しつつ、リスク管理を徹底する必要があるでしょう。