新たな衝撃的な報告

国連児童基金（ユニセフ）は、11日、今年の初めからコンゴ民主共和国（旧ザイール）東部で発生したレイプ事件に関する衝撃的な統計を発表しました。すでに1万件以上の性的暴力の報告があり、その中には幼児も含まれるという信じがたい事実が明らかになりました。

政治的な影響力が増大　次々と犯行が増加

コンゴの政府は、3月12日以降に行動を開始し、2013年に同地区で活動が活発になったいわゆる「戦闘兵器」を使った警察の作戦を強化しました。しかしながら、数千人の幼児を含む被害者の急増が問題視されています。

平均で毎月100件の性的暴力が発生

地域の報告によれば、性的暴力事件は毎月平均で100件以上発生しています。被害者の中には12歳未満の子どもも多く、その原因として「戦闘兵器」によって引き起こされる脆弱性が指摘されています。

医療支援が不足する深刻な状況

報告によると、財政的な問題から医療支援を受けられない被害者が続出しています。今週、取材した病院では、レイプ被害者が120人直後の感染症を予防するための治療を受けることができないという深刻な状態が伝えられました。医療資金の不足が命を脅かす事態を生んでいます。

国際社会の支援が求められる！

このような現状に対し、エルダー氏は、コンゴ東部での性的暴力問題を解決するためには、国際社会の支援が不可欠であると訴えました。最大支援国である米国は、国内の支援を減らしており、この影響が地域の人道支援活動に大きく影響を与えています。コンゴの人々は、その支援を必要としているのです。