Insta360は9月24日、全方位カメラやアクションカメラで培ったトラッキング技術を活かして開発した新モデル「Insta360 Link 2」と「Insta360 Link 2C」を発表しました。価格は順に3万3000円、2万5800円で、同日から販売が開始されています。

新しいWebカメラには高画質を求めるユーザーからの期待が寄せられていますが、今回は特にライティング機能に注目し、実際にその性能を試してみました。1台のカメラで2つの異なるトラッキング機能を持ち、連続してその利点を活かすことができました。

オンライン会議での高画質な映像を求める人々の声に応える形で、「Microsoft Teams」や「Google Meet」、「Zoom」といったオンライン会議ツールでも高品質な映像をストリーミング可能です。特にこのカメラは「SIGMA fp」のようなコンパクトなカメラと連携し、素晴らしい性能を発揮します。

最も重要なポイントは、カメラが自動的に周囲の状況を分析し、実際のライティング条件に応じた最適な設定を施す能力です。このAI機能により、自分の動きに合わせてリアルタイムで調整が行われ、非常に便利です。

さらに、新たに4K解像度でのストリーミングが可能になり、大幅な画質向上が期待されます。この4Kストリーミングは、特に多くの人が集まるシーンでの利用において価値が高まります。従来のカメラとの差別化として、特に動画の鮮明さと色再現力に自信が持てます。

実際に使ってみると、4K解像度でカメラを使用していると、映像が持つ深みや質感が全く異なることに驚かされます。特に、背景をぼかす能力や、顔の明るさ調整が瞬時に行えるため、映像のプロフェッショナルさが格段に進化しています。

新機能としてAI追尾機能が強化され、人物を認識するとカメラが自動でフォーカスを調整するため、会議中の索引が容易で、参加者が目立つように設計されています。特に在宅勤務やオンラインクラスを受講する際には、ライティングコンディションに関しても気配りが求められます。

また、「Insta360 Link 2」の静音設計も注目ポイントで、ファン音が気にならないため、会議中に集中できます。

発売から2年間程度の実績があるこのカメラ、SNSや口コミで流れる評価にも関心が集まることでしょう。義務感を感じずに使え、効果を実感できるでしょう。

この「Insta360 Link 2」は、簡単に自分の映像品質を上げたい方々にぴったりのアイテムでありながら、カジュアルな使用感を持ち合わせた期待を裏切らない製品となっています。特にAI機能が加わったことにより、正に次世代のWebカメラと言えるでしょう。どのように手元でカメラを使い倒すことができるのか、一度試してみる価値は十分にあります！